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残念な田舎議会

海岸条例が否決されたそうだ。

事前に状況は各方面から聞いていたので、まあそんなものかと思ったが、つくづく残念な話だと思う、
せっかくの品位のある町、御用邸のある町として、ある意味で画期的な条例ができたはずなのに。悔しいでしょう?と言われることがあったのだが、悔しいよりも残念な気持ちのほうが強い。

■委員会での公平な議論の前に、一部の業者から加えられた圧力

議会の委員会の前に、議場の会議室で、業者から一部の議員(大部分の議員で一部を意図的に除外したといっていい)から直接に意見表明という形で圧力が加えられた。

規制対象となる相手側から、よりによって議会の中で意見表明が行われること自体もすごいが、そのことを深い考えもなく、議会事務局が認めているのもどうかしている。これが議員全員に対する説明であれば、ある意味問題はないかもしれない。しかし、そういうどういう基準か、意図的に選ばれた一部の議員に対して行われた説明だった。この意図は後述する。彼らから選ばれた議員には今年選ばれた議員もいた。正直、「若ければいい」ということではないと思う。これからは議員一人ひとりをその背後を含めて、もっと注意深く見ていかなければいけない。

ちなみに部屋を借りたのは、建設総務委員会とは今年度なにも関係のない待寺議員だそうだ。彼の議会での役割はこういう動きなのか。

■一部の業者は公募委員でもあった。なぜ公募委員会に代案を出さなかったのか。

もうひとつ問題がある。
この会合で意見表明をしたのは、オアシスのA氏、ラーのO氏、海小屋のM氏である。実は、彼らは、3人とも公募委員であり、私たちと一緒に議論をしていた。公募委員になるときは「町民だから」ということだった。私自身は、正直利害関係者がこの委員会に入るのはどうなのかとも思ったが、町民というくくりであればそうかもしれないなと思って一緒に議論していた。海の家以外のことに関しては意見一致するところも多かった。

しかし、今度は一転「業者として」公募委員会以外で一方的な意見表明をされた。

私は単純に思う。なんで公募委員会で代案出さなかったの?と。あれだけいろいろ議論を出していたのにもかかわらず、委員長がまとめた案に対して、なにも代案を出さなかった。それを今度は議会以外で代案を出し圧力をかけながら表明するということでは、公募委員会を事実上無意味化するということだろうと思った。

たとえばマンション問題を考えるような公募委員会を作ったときに、住民だからとマンション業者(関係者)を入れたら、明らかに議論がミスリードされるのは目に見えるだろうと思う。そのことを最初に指摘すればよかった。これは私たちの甘さだと反省するしかない。

じゃあ、パブコメはどうなのよ?ということだが、これはある店の雇われ店長が延々と客にパブコメを出しましょうと工作をしていたことが確認されている。そのおかげでよくわからないパブコメが相当数産業振興課へ届けられた。その事実は私たちのほうから確認しだいすぐに行政に伝えている。これが異例な数のパブコメの多さの真相だ。このやり方自体も問題だ。

■知りたい会は知らんふり会

今回の業者の意見表明に、知りたい会が同席していた。これは私のみならず、多くの人が疑問に思っている。知りたい会は、葉山の環境破壊を憂いて立ち上がったのではなかったのか?少なくとも私はそう思っていたし、周りの人もそういう認識だ。いまでも海岸の歩道では一部の議員と激しいやり取りをしているから、まだその旗をおろしたわけではないだろう。でも実際に被害にあっている人が困っている深夜営業の海の家はOKで歩道はだめですというのは、どういうダブルスタンダードなのか。どこにその基準を置いているのか。こうなると、彼らの活動は別の思惑があるのではとかんぐりたくなる。

どうやら彼らの意図は別のところにあるようだ。私はまったく理解できないが。

■彼らの共通の目的は反町長

彼らに共通するのは、一点。反森町長ということだ。森町長のやることは何であっても気に入らないということ。それにつきる。それを考えれば意味はわかるのだ。今回の条例案は森町長がイニシアチブをとって進めようとしたことである。それを躓かせたいと考える議員は多数派でそこで手を結べる。

国政だって、反麻生であり、重要な法案の内容などほったらかしで、いつ解散するかだけのむなしい「政局議論」だけだ。しかしそれよりもっと規模が小さくて、生活に密着したことを公平に議論してほしい地方議会が、「町長憎し」だけで動くなんてむなしすぎる。

またもっとフラットにものを見るべき市民団体もそれに加担するにいたっては、私は本当に今の状況に絶望するしかない。

■完全な条例などありえない

私は森町長を完全に支持しているわけではない。
これは誰が町長でも同じで、地方自治ではすべからく是々非々で考えるべきだと思っている。森町長が目指した海岸条例は、少なくともいま困っている人たちの生活不安の解消を一歩進めることができることで、確実に一歩前進だったのだ。

条例は完全なものなど一度では作れない。確かに今回の条例も不備があるだろうと思う。その条例そのものを捨て去るのではなく、そこをベースに議会で練り上げればいいではないか。さらにそれを可能な限り状況を見て微調整をしていけばいいと思っている。それがPDCAサイクルであるはずで、今の葉山に一番かけているものである。

残念ながらこれが今の田舎葉山と田舎議会の限界である。

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プロフィール

かくさん

Author:かくさん
地元に住んで40年以上。最近いろいろ気になることが多く、ここでは地元の動きやおかしな事を書いています。

基本的にはノンポリなのですが、海の家の問題をきっかけに、葉山生活環境を守る会を立ち上げました。微力ではありますが、この問題に限らず、地元の生活環境を脅かす問題につっこんでいこうと思っています。ご連絡・ご相談は下記へお気軽にどうぞ。
tatsujik@gmail.com

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